2014年10月29日水曜日

もしものもしもハトになったら



もしものもしも、ハトになったとして今と変わらないことがあります。それは「広場に集う」ことです。 

広場とは都市にみられる開かれた空間で、人々は行き交い、憩い、ときに集会を開くような場所です。そのような広場をハトは人と共有しています。それは日比谷公園、セントラルパーク、天安門広場、スペイン広場、赤の広場、コンノートプレイス...世界中の多くの広場で見られる光景です。広場とは人とハトの共有スペースともいえるでしょう。

ところでハトは人のことをどう思っているのでしょうか。人とハトの歴史は深く、つながりがあります。ノアの方舟にオリーブの枝をくわえて戻ってきたこともあれば、神様として現れたり、伝書、レース、サブレーと...そして広場で政治を執り行っているとき、恋人と過ごしているとき、独りになりたくて佇んでいるとき、人の傍らに居たのはやはりハトでした。

もしものもしも、ハトになったらまずは広場でしょうね。共有スペー スで会いましょう。 

http://sourcepanic.com/gallery/01
2013年「空想で鳥になれ」

2014年9月20日土曜日

お知らせです。

「全ての場所が世界の真ん中―1/100,000の妻有」2014年7月19日(土)-10月13日(月・祝)
越後妻有里山現代美術館[キナーレ]